気候変動の影響は近年の豪雨や台風などによる災害の増加により顕在化しており防災対策の必要性は疑う余地がないばかりでなく、利水や環境といった側面でも気候変動への適応が急務となっている。昨年に引き続き本セッションは、気候変動をキーワードに、水圏における治水、利水、環境を中心に、我が国の土木分野全体に関連する様々な視点から取り組む影響評価や適応策研究について幅広く議論し、緩和策に関する検討も含めた、より横断的な研究の推進、連携の活性化、新たなテーマの発掘を目指す。