タイトル:リスク情報を活用した原子力防災への取り組みに向けて
日時:2022年9月12日(月)10:00~12:00
主題:原子力発電施設は、2011年の東日本大震災による重大な事故を契機とし、深層防護と呼ばれる防災を含む、「設計を超える領域」を考慮した安全性/リスクを評価する体系に移行している。その過程で耐震設計審査指針へ「残余のリスク」導入(2006年)、新規制基準に地震・津波設計の明記(2013年)、原子力災害対策指針に自然災害も含む地域防災計画の明記(2012年)が行われてきた。深層防護における最後の砦、防災について、指針には自然災害への対応に加え、その課題も明記されている。原子力防災に係る課題と対応の現状を把握し、原子力防災へのリスク情報の活用の一環として、原子力土木委員会の取り組むべき課題を議論する。
座長:高田 毅士(日本原子力研究開発機構)
話題提供者:蛯沢 勝三(電力中央研究所),臼田 裕一郎(防災科学技術研究所),宗像 雅弘(日本原子力研究開発機構),佐藤 栄一(新潟工科大学),山田 博幸(新潟工科大学/電力中央研究所)
※話題提供者の発表資料を原子力土木委員会のホームページに掲載しました。
https://committees.jsce.or.jp/ceofnp/node/164
※討議の時間では、コメンテーターとして刈羽村(新潟県刈羽郡)の品田宏夫村長にもご参加頂きます。
※研究討論会に関するご意見・ご質問は下記URLに示すMicrosoft Formsでお寄せください。
(原子力土木委員会のホームページにもURLを掲載しています)
https://forms.office.com/r/BKB7ABSVtn